アプリケーションノート:Octet®プラットフォームによるFcガンマ受容体-IgG相互作用解析
Authors: Renee Tobias, Danfeng Yao, and Sriram Kumaraswamy | Sartorius, Fremont, California
概要
治療用モノクローナル抗体の主要な作用機序の一つは、免疫エフェクター細胞の表面に発現するFcガンマ受容体(FcγR)への結合を介した、エフェクター機能の誘発です。治療用モノクローナル抗体のFcγRへの結合能力は安全性と有効性に大きく影響するため、IgGのFc領域とFcγRとの相互作用を解析・強化する取り組みは、バイオ医薬品開発プロセスに不可欠な要素です。
Octet® BLI生体分子間相互作用解析システムは、モノクローナル抗体に対するFcガンマ受容体の結合親和性を正確かつ信頼性高く測定するための、ハイスループットで迅速、柔軟性が高く、かつ高感度なアプローチを提供します。Octet®シリーズの装置では、検出、濃度定量およびカイネティクス解析のために、分子間相互作用をリアルタイムに測定するラベルフリー技術であるバイオレイヤー干渉法(BLI)を採用しています
- ドキュメントタイプ:アプリケーションノート
- ページ数:18
- 所要時間:40分
主な内容:
- Octet® BLI生体分子間相互作用解析システムが、Fcガンマ受容体–IgG結合相互作用の解析をサポートする技術に選ばれる理由
- スループット、使いやすさ、特異性、柔軟性の観点から見たFc受容体とIgGの相互作用の詳細な特性評価における優位性
- バイオセンサーの選択、リガンド固相化、アナライト濃度および結合に関するベストプラクティス
アッセイ最適化、データ取得、カーブフィッティング、結果解析に関する重要な留意点 - 正確で再現性の高いデータの取得と、信頼性のあるカイネティクス解析および親和性定数の算出
対応するワークフロー
Fcガンマ受容体(FcγR)とモノクローナル抗体の相互作用におけるカイネティクスを正確かつ信頼性高く測定することは困難な場合がありますが、バイオ医薬品開発の多くの段階で不可欠なアプリケーションです。例:
- 抗体工学
- 同等性試験
- ロットリリース試験
- 品質管理
この資料は、以下の研究分野に携わる方を対象としています:
- 製造
- 品質管理