半固形培地からの細胞コロニーおよび3Dクローンの標的単離
半固形培地モジュールは、半固形および固形培地(メチルセルロース、Matrigel、アガーなど)からの細菌や細胞コロニー、3Dクローンの単離に特化して開発されました。
本モジュールでは専用の使い捨てプラスチックチップを使用します。ピッキングするコロニーのサイズに応じて、500 µmと1,200 µmの2つのサイズから選択可能です。チップは96本入りのボックスで提供され、CellCelector上のラックに直接装着されます。各工程で新しいチップを使用するため、コンタミネーションのない完全な単離を実現します。ピッキング終了後、チップは専用の廃棄ボックスに自動的に排出されます。使い捨てチップの採用により、各ステップ間での洗浄作業が不要となり、ピッキング時間を大幅に短縮します。
細胞やバッファーの穏やかな吸引・吐出にはシリンジを使用します。システム液を使用しない設計のため、非常にユーザーフレンドリーで操作が容易です。ピッキングの直前に、規定量のバッファー液をチップ内に取り込むことができます。
主な特長
- 相互汚染のない単離を実現する、直径500 µmおよび1,200 µmの使い捨てプラスチック製PrecisionTips™
- 制御された培地吸引
- ピッキングごとのチップ交換により、ノズルの目詰まりを防止
- キャリブレーションを容易にするタッチセンサー
- 1回の全自動運転で、最大3つの96本入りチップラックと3つのデスティネーションプレートに対応
関連アプリケーション
- 細胞株開発およびモノクローナル抗体生産のための、抗体産生クローン(ハイブリドーマ、CHOなど)の標的単離
- 器官形成研究および再生医療のための、3Dコロニー(胚様体、スフェロイド、オルガノイドなど)の単離
- 造血幹細胞コロニーのピッキング(コロニー形成細胞アッセイの一環など)
- バイオテクノロジー研究における細菌コロニーの単離