脂質ナノ粒子(LNP)は、RNA治療薬をin vivoで効率的に送達する技術として注目されています。しかし、従来のイオン化脂質を用いたLNPでは、その特性、特に生体内分布プロファイルの調整が容易ではありません。こうしたLNPは肝臓へ集積する傾向があり、目的とする治療用途に応じて粒子の化学組成を最適化することが、現在の重要な課題の1つとなっています。
本ウェビナーでは、カチオン性LNP(cLNP)の主要構成成分として開発された、10種類の革新的なイミダゾリウムベースのカチオン性脂質ライブラリーについてご紹介します。それぞれの化学構造を公開するとともに、粒子径(流体力学的直径)、ゼータ電位、封入効率、トランスフェクション効率、およびin vivoにおける生体内分布の評価結果を通じて、LNP形成における有効性を解説します。
【主な学習内容】
- 脂質ナノ粒子(LNP)の特性を最適化する方法
- in vitroおよびin vivoにおけるLNPのトランスフェクション効率の向上
- 肝臓以外へのLNPの適用拡大
- 治療用途に応じたLNPの生体内分布を実現するための最適な脂質のスクリーニング