純水・超純水製造システムArium®のサービス
純水及び超純水の品質はアプリケーションやプロセスに影響を与えます。信頼性や再現性の高い結果を得るため、常に純水、及び超純水を可能な限り高い品質で使用できることが極めて重要です。
妥協を許さない信頼性の高い純水・超純水
純水・超純水製造システムArium®のサービスはニーズの応じた様々なオプションを提供しています。安定した水質、円滑な稼働、ライフサイクル全般に渡る高い信頼性の性能等、日々のラボ業務を円滑に、簡素化することに貢献します。
- 高品質で信頼性の高い純水・超純水
- 円滑な稼働を実現する様々なサービスオプション
- ライフサイクル全般に渡るサポートによる安心感
サービスソリューション
Arium®システムの設置
設置時から最適な性能
設置サービスにより、Arium®システムの万全な始動、設置時から適切な性能を発揮することが保証されます。
それに加え、設置場所の状況を確認し、供給水の品質検査、及び設置場所に最適なシステム設定に調整します。これらのシステム性能の確認や使用方法の説明の後、そのまま採水を開始できます。
- 設置時から高品質の純水・超純水が使用可能です
- 迅速にシステムの導入、設置を行います
- トレーニングを受けたエンジニアにより作業を行います
参考資料
Arium®システムの適格性検証 (IQ OQ)
GLP|GMP要求への準拠
GLP|GMPガイドラインが適用される環境下では、適切なシステムの導入とドキュメントが不可欠です。弊社サービスでは、それらをの要件を満たすサポートの提供可能です。
弊社のIQ/OQサポートは規制下のラボで機器の査察に推奨される”リスクベースアプローチ”に従っています。これらはお客様既存の品質管理システムへの統合へのサポートが可能です。
- 監査への対応
- 規制要求 (GLP|GMP)への準拠
- トレーニングを受けたメーカーエンジニアによる対応
- 包括的な文書化
参考資料
Arium®システムのメンテナンス
純水・超純水の品質安定化による安心感
Arium®システムは定期的な消耗品の交換や弊社サービスエンジニアによる専門的なメンテナンスが不可欠です。これにより、常に高い水質を保ち、不具合のリスクを軽減し、GLP｜GMPに準拠したシステムを維持することができます。定期的な予防メンテナンスはシステムの寿命を延ばすだけでなく、不用意な支出を抑えます。
消耗品セットの定期購入、保守点検、四半期ごとの消耗品の交換訪問、包括的なケアフリーパッケージ等、様々なサービスを提供しています。
最適なサービスを選択いただけます。
- 常に高品質な純水・超純水の使用を可能にします
- 最適化されたシステムの性能維持を可能にします
- システム寿命の延長に役立ちます
- 不具合対応も含めた保守点検が選択可能です
- 法規制への準拠
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参考資料
Arium®システムのキャリブレーション
システム性能の高い信頼性を維持
弊社サービスエンジニアによる予防メンテナンスの重要な一面として、Arium®システム（及びその精製水）を仕様に従い点検します。精製水を使用した分析等の結果に影響を与える可能性があるため、Arium®システムで表示される導電率、水温、TOC（全有機体炭素）等の値の信頼性を外部試験機材を用いて校正します。
- システム性能の高い信頼性を確保します
- 表示される値の信頼性が確保されます
- 結果については点検報告書に記録されます
参考資料
リソース
サービスコネクト ― 機器サービスのご要望に対応するアプリ
サービスコネクトはご自身の機器の管理、サービスのご依頼の送信、サービス関連製品の見積もりのご依頼、所在地のサービスセンターへのご連絡等をサポートします。
本アプリは無償で、Google Play Store、もしくはApple App Storeからダウンロードできます。
よくあるご質問
2012年8月、米国食品医薬品局（FDA）はリスクベースアプローチを導入いたしました。このアプローチの目的は、医薬品の品質管理において重要な領域に焦点を当てることにあります。したがって、全ての品質保証措置はリスク解析に基づいて正当化されるべきです。
可能です。これらの書類のサンプルが提示できますので、担当のサービスエンジニア、もしくはサービス部門へお問い合わせください。
弊社サービス部門までご連絡ください。供給水の品質、システムの状況、及びトラブルシューティング等に基づき、最適な水質となる解決策を見いだすサポートをさせていただきます。水質低下の原因となるあらゆる変化に、事前、かつ迅速に対応出来る保守点検をお勧めします。
サービス間隔は契約書に既知されております。次回の点検期日前に、弊社よりご連絡差し上げ、ご都合の良い日時をご予約させていただきます。また、アリウムシステムのメニュー画面にて、次回の点検時期をご確認いただけます。
超純水を高感度分析に使用する場合、含有する可能性がある有機残留物（全有機体炭素：TOC）の測定は極めて重要となります。TOCモニターはこの機能を担っています。一方、TOC分解用UVランプは寿命があり、一定の使用期間後に交換する必要があります。このUVランプ交換に加え、TOCモニターの再校正や調整が不可欠となります。TOCモニターは複数の校正ポイントで校正を実施し、測定機器全体が調整されます。これにより、表示されるTOCの値やTOCモニターの機能の信頼性が確保されます。
はい、それは可能です。ただし、Arium® Comfort または Arium® Pro システムのバージョンと、全有機炭素含有量の測定頻度の両方によって異なります。現在の全有機炭素含有量を常時利用する必要がない場合は、お近くのサービスチームまでご連絡いただければ、測定間隔を延長いたします。
