ベンチトップ型バイオリアクター

ザルトリウス社は、バイオ医薬製造プロセス開発のためのスケーラブルなベンチトップソリューションをご提供いたします。バッチプロセス、フェドバッチプロセス、パーフュージョンプロセスのいずれを実施される場合でも、当社では幅広い撹拌槽型バイオリアクターおよび培養槽をご用意しております。当社のベンチトップ型バイオリアクターは、細胞培養だけでなく微生物発酵にもご利用いただけます。オートクレーブ対応培養容器は1Lから10Lまで、シングルユース容器は250mLおよび2Lをご用意しております。

お客様の特定のプロセス開発タスクに、常に最適な機能を提供いたします。

プロセス開発においては、最適なプロセスパラメーターの定義から、ダウンストリームプロセスやアッセイ開発のための材料調製、あるいは動物実験の実施まで、様々なタスクが発生します。当社のBiostat® Bタワーは、最大2つの培養ユニットを完全に独立して制御いたします。培養ユニットには、Univessel® Glassから Univessel® SUまで、あらゆる組み合わせを含めることが可能です。

当社のBiostat® B-DCUは比類のないレベルのオプションを提供し、大スケールプロセスの理想的なスケールダウンモデルとなります。

ベンチトップ型バイオリアクターは、直感的なワークフローを実現する革新的な設計と、プロセス分析ツールの技術を融合しています。お客様のプロセス要件に応じて、研究室に最適なバイオリアクターをお選びいただけます。

オペレーションの簡素化による生産性の向上

Ambr® 250 Modularは、プロセス特性解析および最適化を目的とした最大運転容量250mLの小型ベンチトップ型バイオリアクターです。これは革新的な操作簡便なベンチトップ型バイオリアクターシステムであり、完全に統合されたシングルユースの100~200mL小スケールバイオリアクターを使用することで、2基から8基のバイオリアクターシステムへ拡張が可能です。本システムは、1~8基のバイオリアクターを並列オペレーション可能な洗練されたデザインのベンチトップ型モジュール群と、直感的なシステムソフトウェアを搭載した制御モジュールで構成されています。

よくあるご質問 - ベンチトップ型バイオリアクター

攪拌型培養槽は、既知の高さ寸法比を有する容器で構成されています。培養容器内部の中央スターラーにより撹拌が行われます。スターラーはヘッドプレートに設置されたモーターによって駆動されます。さらにヘッドプレートには複数のポートが設けられており、プローブの挿入、基質の添加、ガスの導入、ならびにサンプルの採取など、様々な機能を有しています。

これらは1~10リットルの容量を持つ小規模バイオリアクターです。これらのバイオリアクターは研究施設で頻繁に利用されます。オートクレーブ対応の多用途ガラス容器またはシングルユース容器が選択可能です。システム構成によっては、大スケール同種装置と同様のプロセス制御を考慮に入れることができ、大規模商業プロセスのスケールダウンモデルとして機能します。

ベンチトップ型バイオリアクターは設置面積が小さく、実験台のスペースに収まります。シングルユース容器または再利用可能な容器を装置することが可能です。再利用可能なUnivessel®ガラス容器は、単層構造または二重構造の容器としてご利用いただけます。ベンチトップ型バイオリアクターは、バッチ培養、フェドバッチ培養、またはパーフュージョン培養のプロセスに活用できます。

攪拌型培養槽は、優れたスケーラビリティでよく知られております。これは、一定の高さ対直径比および容器直径対インペラ直径比を実現できるためです。中央の攪拌要素により、培養容器内の栄養分とガスの最適な混合が図られます。これによりスケーラビリティが確保され、プロセス開発にかかる時間と労力を削減することが可能となります。

関連サービス

研究およびバイオ医薬品製造装置向けのサービスの詳細はこちら

ザルトリウスのサービスが、研究およびバイオ医薬品製造装置のライフタイムを維持・延長し、ダウンタイムを最小限に抑える方法をご覧ください。

icon-shopping-cart
ご購入を検討されますか?