ピペットサービス
ピペットは多くのラボにおいて、サンプル調整、検査、分析試薬の調整等に毎日、使用されています。手動、及び電動ピペットは大部分のラボ操作に使用されていることから、その精度が重要視されています。
ザルトリウスのピペットサービスは分析結果や分注精度の信頼性を確保します。
弊社のサービスソリューションのラインナップ
ピペットのメンテナンスサービス
ピペット性能の安定化とライフサイクルの延長
ピペットは常に正確で信頼性の高い分注結果を提供、かつ、法規制の要求を満たすため、定期的に専門的なメンテナンスと校正が必要です。ザルトリウスのピペットメンテナンスサービスを安心感や生産性の向上にご利用ください。
- 常に信頼性の高い分注結果
- 円滑なオペレーション、ダウンタイムの最小化
- 短納期
- 他社製ピペットにも対応
参考資料
ピペットの校正サービス
高い信頼性、トレーサビリティの確保、監査の妥当性
ピペットは高い精度で法規制の要求を満たすために定期的な校正が不可欠です。ザルトリウスのピペット校正サービスはISO 8655に準拠し、技術サービスセンターにて実施しています。精度評価に関しては、メーカースペック、ISO 8655最大許容誤差、お客様の基準のいずれかを選択していただくことが可能です。
ザルトリウスは多くの国々でISO/IEC 17025に基づいた認定を取得しています。これにより、国家標準へにトレーサビリティが確保されるだけでなく、分注結果に対する高い信頼性も確保できます。
ISO/IEC 17025準拠の校正証明書は国際的に認められ、試験材料のモニタリングに要求されるセキュリティを提供しています。測定の不確かさは、ISO/IEC 17025準拠の校正証明書に記載されています。
- ISO 8655に従った精度測定
- 実用的で読みやすい証明書や報告書
- ISO/IEC 17025に基づいた認定校正
- 測定結果の国家標準へのトレーサビリティ
- 測定の不確かさ
参考資料
リソース
よくあるご質問
ピペットの分注精度を確認する唯一の方法は、定期的な校正と性能チェックとなります。ピペットの校正は分注した容量と設定容量、もしくは正確な容量との比較になります。
IOS/IEC 17025に基づく認定を受けた校正機関では、ピペットの校正はISO 8655に従い、トレーニングを受けたエンジニアが校正を実施します。ピペットの調整、校正は3点(公称容量の100%, 50%, 10%)で各容量10回の繰り返し測定が行われます。
はい、ただし、ISO 8655の要求を満たすには、製造元やお客様の許容誤差がISO 8655最大許容誤差と同等、もしくはそれより厳しい必要があります。
ピペットは正しいピペッティングテクニックを用いることで正しく機能します。ピペットの精度や再現性を確保するには、サンプルの特性を考慮、適切なチップの使用、適切なメンテナンスや校正が必要となります。校正済みのピペットについても適切にクリーニングや保管すると、より長く精度が保てます。使用頻度の高いピペットは頻繁にメンテナンスすることも必要です。また、万一、ピペットを落下させた場合、ダメージや機能に問題がないか必ず点検してください。
ISO 8655では少なくとも年1回の校正が推奨されています。更に、以下の点を考慮する必要があります。
- アプリケーションのリスク
- 使用頻度
- 使用者数
- 分注サンプルやその蒸気の性質
- 許容できる最大誤差
- 製造元の情報(推奨期間)
ISO/IEC 17025は試験所、および校正機関の能力に関する一般要求事項を規定しています。ISO/IEC 17025に基づいた認定を取得した校正機関は、要求に応じて提供される校正における測定の不確かさにより、ピペットの校正においても最高水準の信頼性と確実性を提供します。ISO/IEC 17025に基づく認定の取得や維持には、人員、手順、設備等広範囲の試験が必要となり、毎年、審査機関による審査を受けています。測定の結果に対して、品質や信頼性が要求されるラボにとってISO/IEC 17025に基づく認定校正機関の利用が不可欠です。それは以下の事項を保証するためです。
- すべての測定値が国内および国際的な方法・基準にトレーサブルであること
- ピペットおよび測定プロセスの不確かさが考慮されていること
- 証明書を発行する試験所は、独立した専門家および認証機関(例: DAkkS、UKAS、ANAB、COFRAC、JCSS、FINAS)により承認されていること
- 認定されたピペット校正証明書は、世界中で広く受け入れられております
ISO 8655はピストン式容量測定装置 (POVA)、およびその校正に関する要求事項を規定し、校正の環境条件、手順、設備についての詳細な指針も記載しています。ISO 8655:2022ではPOVAの製造や使用中の管理に関する要求が追加されています。これは、試験方法、試験環境、試験機材、報告内容、測定の不確かさ、およびPOVAの作動等に関する一般要求事項となります。ISO 8655は、ピペット、ビュレット、ダイリューター、ディスペンサー、および手動操作の実験用シリンジに適用されます。
ピペットが仕様を満たしていないと思われる場合、メンテナンス、および校正のためザルトリウスまで送付ください。ザルトリウスではお客様による調整は推奨せず、技術サービスセンターにてトレーニングを受けたエンジニアによる調整、校正をお勧めしています。なお、一部のピペット(Tacta等)は特殊なサンプルや環境条件に対応するため、別途、お客様向けの調整機能を備えています。詳細は付属の取扱説明書を参照ください。