パイロットスケールから製造までのステンレススチール製バイオリアクター

このたび、当社のステンレススチール製バイオリアクターの設計・製造能力において、戦略的な転換を実施することをお知らせいたします。長年にわたり、ステンレススチール製バイオリアクターおよび培養槽は、その耐久性、耐食性、クリーニングの容易さにより、バイオ医薬品および産業用バイオテクノロジー分野における細胞培養・微生物培養の最適なソリューションとして選ばれてまいりました。研究段階から大規模生産まで、幅広い用途に理想的なソリューションです。

今後、当社はアップストリームプロセスおよびダウンストリームプロセスにおいて、ステンレススチールバイオリアクターとシングルユースユニットオペレーションを統合したハイブリッド施設への注力を強化してまいります。これに伴い、Biostat^® CplusおよびBiostat^® D-DCUバイオリアクターを含む、独立型ステンレススチールバイオリアクター事業は段階的に終了し、販売は2025年初頭まで継続いたします。

しかしながら、特定のアプリケーションにおいてステンレススチールソリューションが引き続き価値を持つことを認識し、小規模なスケールや特定のケースにおいては、引き続きサポートを提供してまいります。これらの変更がお客様のオペレーションに与える影響や、具体的なご要望についてのご相談は、お気軽にお問い合わせください。