Ambr® Crossflowでは、1件から16件の実験を自動で並列実行し、メンブレンの材質、バッファーシステム、分画分子量(MWCO)などの重要な条件をスクリーニングできます。実験計画法(DoE)と組み合わせることで、プロセスの最適化に関わる複数の要因を効率的に検討できます。
また、さまざまなプロセス条件下で分子の安定性を評価し、候補の選定を支援します。さらに、濃縮およびバッファー交換・透析用の試料調製を効率化するハイスループットソリューションとしても活用できます。
高価で製造が難しい製品では、材料の使用量を最小限に抑えることが重要です。Ambr® Crossflowは循環容量が5 mLのため、少量の初期試料で使用できます。計測機器と自動化機能を統合することで、ホールドアップ容量を正確に測定し、製品回収率を最大限に高めます。
Ambr® Crossflowはモジュール式のため、ニーズの変化に応じて実験数を増やすことができます。基本モジュールでは最大4件の実験を同時に実施でき、4台のモジュールを接続することで、最大16件の実験を同時に実施できます。
Ambr® Crossflowの特長
小規模ハイスループット自動化システム
並列スクリーニングを実現するハイスループットソリューション
本システムは最小再循環容量5 mLに対応し、膜面積10 cm²の専用Ambr® CF Filterカセットを取り揃えています。Ambr® Crossflow Adapter Kit SC50を使用することで、Sartocon® Slice 50などの小規模フラットシートカセットに加え、PioneerおよびDiscoverの12インチと24インチモジュールなどの中空糸膜も使用できます。
各モジュールに搭載された四つの独立したクロスフローチャンネルにより、並列運転が可能です。一つの制御ステーションで最大四台のモジュールを管理でき、Ambr® Crossflowでは合計最大16件のTFF試験を同時に実施できます。
直感的に操作できるハードウェアとソフトウェアにより、セットアップと操作を容易に行えます。また、システム全体の自動化により、手動操作を最小限に抑えながら、信頼性の高いプロセス制御を実現します。