タンジェンシャルフローろ過プロセスソリューション
先進的なタンジェンシャルフローろ過技術への入口
タンジェンシャルフローろ過(TFF、クロスフローろ過とも呼ばれる)は、幅広いアップストリームおよびダウンストリームアプリケーションで実績のあるバイオプロセス技術です。ザルトリウスは、開発効率の向上と、初期開発から商業生産までのシームレスなスケールアップを支援する、スケーラブルな TFF ソリューションを提供しています。
ザルトリウスの TFF システムは、シングルユースおよびハイブリッドの両形式でご利用いただけ、現代のバイオ医薬製造プロセスワークフローに求められる柔軟性と高い性能を実現します。
タンジェンシャルフローろ過ポートフォリオ
ザルトリウスのTFFソリューション
関連製品およびサービス
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タンジェンシャルフローろ過(TFF)の探求:TFFとは?
ザルトリウスは、タンジェンシャルフローろ過(TFF)における専門技術で広く知られており、限外ろ過およびダイアフィルトレーション(UF|DF)アプリケーションにおける革新を推進する高度なソリューションを提供しています。
TFF は、バイオ分子の分離・精製に広く使用されており、精密ろ過や UF|DF を含む幅広いアプリケーションに対応する汎用性の高いバイオ医薬品製造プロセス技術です。
- 革新的なアプリケーション:TFFは従来、精密ろ過による細胞のハーベストやパフュージョンプロセスに用いられてきました。一方、限外ろ過とバッファー交換・透析は、血液・血漿、ワクチン、その他のバイオ医薬品関連アプリケーションなどを由来とする、タンパク質、核酸、ウイルスベクター、オリゴヌクレオチド、その他の分子の濃縮および脱塩において、特に高い効果を発揮します。
- 動作原理:TFF は、溶液を乱流状態でメンブレン表面に沿って流すことで機能します。微小な粒子はメンブレンを通過して透過液となり、より大きな分子は膜に保持され循環液として残ります。従来のデッドエンドろ過とは異なり、目的分子は循環液中に保持されるため、ろ過によって液量を低減させることで、回収および濃縮が可能となります。
- 最適化された性能:メンブレン表面を流れる乱流は、プロセス性能において極めて重要な役割を果たします。メンブレン表面にはゲル層が形成され、その厚さは流量および膜間圧の影響を受けます。これらのパラメーターは、特定のアプリケーションに応じて最適化する必要があります。
- 効率性とサポート:限外ろ過は通常、最終生成物分子の濃縮に用いられ、その後バッファー交換・透析が行われます。ザルトリウスは、信頼性と効率性に優れたTFF性能を確保するため、これらのプロセスの最適化とサポートに取り組んでいます。
よくあるご質問
TFFとはタンジェンシャルフローろ過の略称であり、従来のろ過のように液体がメンブレンを垂直方向に通過するだけでなく、メンブレン表面に対して接線方向にも流れるプロセスを指します。
バッファー交換・透析とは、TFFプロセス中にバッファー交換を行うことを指し、通常は限外ろ過アプリケーションの一部として実施されます。典型的な UF|DF ワークフローは、初期濃縮工程(UF1)、続くバッファー交換・透析(DF)、そして最終濃縮工程(UF2)で構成されます。
TFF ろ過工程の開発においては、適切なメンブレンカットオフの選定に加え、TMP(膜間圧)やメンブレン上の乱流といった主要な運転パラメーターを最適化することが重要です。Ambr® Crossflow や Sartoflow® Smart などのシステムは、小スケールでの開発やプロセス最適化に適しています。
ザルトリウスのタンジェンシャルフローろ過ソリューションは、ベンチトップスケールから製造スケールまで完全にスケーラブルです。ザルトリウスの専門家が、お客様のスケールアップの取り組みをサポートします。