動的軸圧縮(DAC)HPLCカラム
高性能液体クロマトグラフィー(HPLC)カラム
Hipersep® Prochromカラムは、高い性能基準を満たすように設計され、効率性とスケーラビリティを兼ね備えています。動的軸圧縮(DAC)技術と高度なカラム充填手法を組み合わせることで、再現性の高い性能と長期にわたる堅牢性を実現します。
ザルトリウスの充填技術は、短時間で均一な充填層を形成できるように開発されています。これにより、一般的に粒子径10~15 µmのクロマトグラフィー樹脂を必要とする低分子量医薬品の精製において、優れた結果が得られるよう支援します。
また、カラムは洗浄やメンテナンスを容易に行えるよう設計されており、オペレーターの安全性にも配慮されています。主な特長は以下のとおりです。
- ラボスケールから産業スケールまで対応する効率性とスケーラビリティ
- 15~30分で完了する、迅速かつ安全なカラム充填と樹脂排出
- 最高使用圧力100 bar
ザルトリウスのDACカラムポートフォリオ
開発から商業生産まで
ザルトリウスのカラムは、洗浄やメンテナンスを容易に行えるよう設計されており、オペレーターの安全性にも配慮されています。DAC技術により、長期間にわたって一貫した性能を維持できるため、Hipersep® Prochromカラムは性能を損なうことなく、数十年にわたる運用が可能です。実際に、1980年代に生産施設へ導入されたカラムの一部は、現在も稼働しています。
| スケール | プロセス開発 | 臨床 | 臨床 | 商業生産 | 商業生産 |
|---|---|---|---|
| 内径 | 50 | 80 | 110 | 150 mm | 110 | 150 | 200 | 300 | 450 | 590 mm | 590 | 800 | 1,000 | 1,200 mm |
| 平均生産能力 | 年間数g~数kg | 年間数kg | 年間数kg~数t |
| 規格・規制 | 防爆規格:ATEXおよびClass I, Division 2 | ||
| 主なアプリケーション | 原薬、ペプチド、オリゴヌクレオチド、インスリン、GLP-1、 | ||
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関連製品およびサービス
DACカラムについてさらに理解する
注目の資料
関連資料
Hipersep® Prochrom DACによる堅牢なHPLC
分取HPLCは、混合物から目的化合物を大規模に分離・精製するための技術です。試料中の成分を同定・定量する分析HPLCとは異なり、分取HPLCでは、特定の化合物を大量に分離・回収することを目的としています。この手法は、ペプチド、インスリン、オリゴヌクレオチドを高い純度と収率で精製する場合に適しています。
分取HPLCのスケールアップには、慎重な検討と最適化を要するいくつかの課題があります。主な課題の一つは、より大型のカラムが必要になることです。カラムの大型化に伴い、均一な充填状態と流体分布の維持が難しくなり、分離効率が低下する可能性があります。
Hipersep® Prochrom DAC技術は、長期間にわたって一貫性と再現性のあるカラム充填性能を提供します。これにより、規制要件とGMPへの準拠を確保しながら、ラボスケールと同等の分離能と純度を得ることができます。
よくあるご質問
分取高速液体クロマトグラフィー(HPLC)は、原薬(API)やその他の有用な化合物を大規模に精製・単離するための技術です。成分の同定と定量を目的とする分析HPLCとは異なり、分取HPLCは、特定の化合物を高い純度と収率で大量に回収できるように設計されています。
この手法は、医薬品や中間体を大量に製造し、純度と品質に関する厳格な規制基準を満たすために重要です。製薬業界では、生産プロセスをスケールアップする際にも一貫性と再現性を維持できることから、ペプチド、インスリン、オリゴヌクレオチドなどを含む複雑な混合物の精製に、分取HPLCが広く用いられています。
動的軸圧縮(DAC)カラムは、分取高速液体クロマトグラフィー(HPLC)における分離効率と再現性を高めるためのクロマトグラフィーカラムです。DAC機構により、運転中もカラム充填層の密度を均一に保ち、充填層内の空隙を最小限に抑えます。
この技術により、均一な流体分布と、固定相と移動相の最適な相互作用が得られ、分離した化合物の分離能と純度の向上につながります。DACカラムは、高い性能と信頼性の維持が求められる製薬業界などの大規模精製プロセスに特に適しています。
分取クロマトグラフィーと分析クロマトグラフィーの主な違いは、その目的とスケールにあります。分取クロマトグラフィーは、製造を目的として特定の化合物を大量に分離・精製する手法であり、高い収率と純度を重視します。一方、分析クロマトグラフィーは、試料中の成分を同定・定量・分析するために用いられ、量よりも精度と正確性を重視します。
分取クロマトグラフィーは比較的大きなスケールで行われるのに対し、分析クロマトグラフィーは通常、詳細な分析を目的として小さなスケールで行われます。
分取高速液体クロマトグラフィー(HPLC)は、主に複雑な混合物から、特定の化合物を大量に精製・単離するために使用されます。医薬品、バイオテクノロジー、化学製造など、原薬(API)、中間体、その他の有用物質に高い純度と収率が求められる分野で重要な役割を果たします。
分取HPLCは、ペプチド、インスリン、GLP-1、オリゴヌクレオチド、天然抽出物などの精製に適しており、品質に関する厳格な規制基準への適合を支援します。