ニーズに応えるインテリジェントなツール・サービス・ソリューションによる細胞株開発

単一ベンダーアプローチ


バイオ医薬品の商業化には、効果的で高品質な細胞株開発が欠かせません。その実現には、豊富な経験と専門知識を備え、包括的な製品・サービスを提供できるパートナーが必要です。リスクを抑え、最適な成果を導き、柔軟性を高められる存在でなければなりません。

ザルトリウスは、完全なアウトソーシングソリューションから、社内の細胞株開発(CLD)能力を補完する個別の製品・サービスまで、商業化への道のりのあらゆる段階でニーズにお応えします。

細胞株開発およびその先を見据えた柔軟なポートフォリオ

細胞株開発機器

細胞株開発では、初期段階で適切な判断を下すことは重要な差別化要因となります。実験室の生産性向上、コスト削減、開発スケジュールの短縮を実現するハイスループットソリューションを選択することで、細胞株の選択および特性解析プロセスを強化することができます。

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細胞株開発サービス

医薬品開発の初期段階における判断の誤りは、商業化に向けた重大な遅延や障害を招く可能性があります。細胞株開発プロジェクトでは、経験豊富で実績のある有能なパートナーを選定することで、成功の可能性を高めることができます。

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細胞株カスタムソリューション

独自のバイオ医薬品製造プロセスを構築されるにあたり、能力を強化・拡張する柔軟なソリューションが必要となります。ザルトリウスは、あらゆる範囲の製品とコンサルティングの専門知識を提供し、最適なタイミングで適切な技術とアドバイスを届けることで、成功の最大化を支援します。

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細胞株開発機器

革新的な製品と専門知識でプロセスを最適化

ハイスループット解析および特性評価を行う体制や能力を構築する際には、最先端の技術に加えて、トレーニング、サポート、そしてスキル育成を提供できるパートナーが欠かせません。

ザルトリウスのハイスループットシステム ――CellCelector、Octet®、iQue® 3、Ambr®15―― は、安定性、スケーラビリティ、高力価を備えた細胞株の早期同定において、世界中の研究機関から最も選ばれているソリューションです。これらの革新的な機器は、初期開発段階の効率化を実現し、製造プロセスへのスムーズな移行を可能にします。
 

  • 実験室の生産性向上

  • コスト削減

  • 実験期間の短縮

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統合された機器で細胞株開発ワークフローを効率化

ザルトリウスの革新的な製品と専門知識が、CLD(細胞株開発)に対して効率的でスケーラブルなソリューションをご紹介します。

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細胞株開発サービス

信頼できる単一のプロバイダーによる専門的なアウトソーシングサービス

細胞株開発の完全なアウトソーシングは、多くの製造シナリオで最適な選択肢となります。

ザルトリウスは、卓越した細胞株技術と、240件以上の細胞株開発実績を有する経験豊富な専門チームにより、単一ベンダーによる細胞株開発アプローチを実現します。また、各工程におけるお客様固有のニーズにきめ細かく対応し、研究用セルバンク(RCB)、マスターセルバンク(MCB)、ワーキングセルバンク(WCB)の確実な構築を支援します。プロセス最適化により最大19か月の期間短縮を可能とし、商業化に向けたスムーズなスケールアップを実現します。

  • 実績ある専門チームへのアウトソーシング
  • ザルトリウスの最先端 4Cell® CHO 細胞株開発技術を活用
  • 240以上の細胞株開発実績に基づく豊富な経験を提供
  • DNA から研究用セルバンク(RCB)まで最短9週間、最大10 g/L の収量を達成

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細胞株開発のカスタムソリューション

プロセスのニーズに合わせたアプローチ

独自のバイオ医薬品製造プロセスを構築する際には、社内の能力を補完する形で、進化した技術、最先端の装置、そして外部プロバイダーに所属する経験豊富な科学者を組み合わせることで、必要なすべてを提供できる実績あるパートナーのメリットを享受できます。

ザルトリウスは、柔軟な製品・サービス群と、細胞株開発に精通した豊富な専門家チームを擁し、お客様の独自のプロセスに最適化されたカスタムソリューションの設計を支援します。

  • 高い適応性を備えたアプローチを導入
  • 100%の柔軟性を最大限に活用
  • 単一ベンダーアプローチでプロセスを効率化

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ザルトリウスの専門家からさらに詳しく学ぶ

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商用生産に向けた細胞株開発加速化ガイド

本ホワイトペーパーでは、細胞株開発の概要と、バイオテクノロジー企業がプロセス構築の際に認識しておくべき主要な課題について解説します。また、効果的なリスク管理戦略の一環として活用できる潜在的なソリューションや、生産性向上に寄与する手法についてもご紹介します。

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細胞株開発ウェビナーシリーズ

戦略的アプローチ、ベストプラクティス、重要な考慮事項、そして専門家の見解を、ご都合に合わせて学習することができます。

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よくあるご質問

通常、毒性試験およびヒト初回臨床試験向けの原料は、安全性を確保し開発リスクを最小限に抑えるため、同一のクローン由来細胞を用いて製造されます。しかし、シングルセルクローニングによる細胞株開発は時間を要し、さらに細胞株の安定性や製造適性に基づくリードクローン選定にも長い期間が必要となります。

この課題に対応するため、より迅速な開発スケジュールを実現する手法として、複数のクローンをプールしたミニプールを活用するアプローチが採用されることがあります。これにより、規制申請に必要な毒性試験向け原薬を早期に製造し、その後、最終的な単一クローンを選定して臨床試験用原料の製造へ進むことが可能となります。

翻訳後修飾は、真核細胞でのタンパク質産生において一般的に起こる現象で、アセチル化、アミド化、カルボキシル化、リン酸化、糖鎖付加など、さまざまな化学的修飾が含まれます。これらの修飾は、タンパク質の正しい折り畳み、安定性、機能に重要な役割を果たします。

なかでも糖鎖修飾は、糖鎖がタンパク質へ共有結合することで多様な化学的バリエーションが生じるため、最も複雑な翻訳後修飾の一つとされています。糖鎖修飾には O-結合型と N-結合型の2種類があり、例えばアフコシル化抗体のように、タンパク質の生物学的活性に大きな影響を与えることが知られています。

チャイニーズハムスター卵巣(CHO)細胞などの哺乳類細胞を用いた治療用抗体の製造では、主に N-結合型糖鎖修飾が見られます。IgG1抗体では、重鎖Fc領域に糖鎖付加のための保存された部位があり、翻訳後修飾の段階で N-アセチルグルコサミン(GlcNAc)、マンノース、フコース、ガラクトースなど複数の糖残基が組み合わさり、多様な糖鎖構造が形成されます。

糖鎖修飾の制御においては、主に アップストリーム工程での技術が進展しており、細胞株のエンジニアリングにより、より予測可能な糖鎖構造を持つ抗体を産生することが可能になっています。また、培養工程で培地サプリメントを添加し、糖鎖形成に関わる代謝経路を調整する方法も用いられます。

さらに、ダウンストリーム工程においても新しい技術が登場しており、Fcγ受容体をベースとしたアフィニティーリガンドを用いて、糖鎖バリアントを分離する手法なども開発されています。これらにより、mAb の開発プロセスのさまざまな段階で糖鎖修飾を調整・最適化することが可能になっています。

はい、細胞株開発では一定の割合で遺伝的に不安定なクローンが生じることが一般的です。これらのクローンは、遺伝子コピーの消失や遺伝子サイレンシングの影響により、時間の経過とともに生産性が低下する可能性があります。使用する技術によっては、不安定なクローンの割合が 50%以上 に達することもあります。

一方、ザルトリウスの Cellca 細胞株開発技術のような成熟したプラットフォームを用いることで、80%以上のクローンを安定株として確保することも可能です。

ほとんどの細胞系は本質的に不均一であり、こうした異質性は細胞の機能特化や生存性の向上に寄与しています。ゲノム、エピゲノム、トランスクリプトーム、プロテオームといった多層的なレベルでの単一細胞の異質性を深く理解することは、健康状態および疾患状態における生体機能への影響を解明する上で極めて重要です。

しかし、現在得られている細胞や組織タイプに関する知識の多くは、数百から数百万の細胞をまとめて解析するバルクアッセイに基づいています。この手法では、細胞の異質性の実際の広がりを大きく過小評価してしまう可能性があります。

近年の技術進歩により、シングルセルレベルでの解析が可能となり、細胞の異質性とその意義に対する理解は大きく前進しています。

  • シングルセルの異質性解析は、発生経路の解明に大きく貢献します。例えば、幹細胞がどのように運命決定を行うかを理解することで、分化組織の形成や維持のメカニズムを明らかにすることができます。これは、分化異常や誤った分化誘導によって生じる悪性疾患の理解だけでなく、特に再生医療の分野において重要です。
  • 全ゲノム増幅(WGA)、SNP検出、シーケンス解析などを用いてシングルセルレベルで細胞の異質性を評価するためには、異質な背景から標的細胞を高純度で選択・単離する必要があります。CellCelector™ は、100%純度の単一細胞を自動で識別・分離できる最適なツールであり、他の方法に比べて多くの利点を提供します。
  • 標的細胞は顕微鏡画像に基づいて検出・選択されるため、蛍光マーカーを使用した選択に加えて、顕微鏡下で確認可能な形態学的特徴に基づいた選択も可能です。これにより、蛍光マーカーに依存しないラベルフリーでの標的細胞検出が実現します。さらに、分離中のライブ画像の取得に加え、各細胞のピッキング前後の画像を自動記録することで、分離プロセスの包括的な記録を提供します。これにより、非標的細胞の混入がなく、確実に標的細胞のみが回収されたことを裏付ける高い信頼性が得られます。高速かつ細胞に優しい分離プロセスにより、細胞の完全性は極めて高く、クローニング用途では最大 100% のアウトグロース率が得られるほか、細胞移送効率も最大 100% を実現します。

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