ろ過滅菌フィルターとシングルユースシステムのバリデーション

Confidence®でプロセスバリデーションを確実に実施

ザルトリウスのバリデーションサービスは、法規制要件に準拠した信頼性の高い製造プロセスを実現します。Confidence® バリデーションサービスは、お客様のプロセスで使用されるフィルターおよびシングルユースシステムについて包括的な理解を提供し、予算・スケジュール・規制対応の観点から最適な判断を行えるよう支援します。

ザルトリウスのバクテリアチャレンジ試験

ザルトリウスのろ過滅菌フィルターバリデーションアプローチの特徴:

  • 製品特性の制限やプロセス上の制約を踏まえた、適切な試験用フィルターと評価アプローチの選定
  • 実プロセス条件を高精度に再現する、最高レベルのシミュレーション
  • 25年以上にわたる実績と専門知識に基づく、あらゆるニーズへの柔軟な対応

専門家に相談する

ザルトリウスのサービス

ザルトリウスの優れたスケーラビリティにより、同一の材料とフォーマットを使用しつつ、バリデーション試験に最適な試験製品量に調整したうえで、プロセスに対する高い関連性を確実に担保します。

icon-approval

フィルター用

  • バクテリアチャレンジ試験(BCT)、生存性確認試験(VT)、および試験用細菌の選択
  • 耐薬品性試験
  • 製品完全性規格値決定試験
  • 粒子確認試験
  • 吸着試験
  • 抽出物および溶出物のバリデーションサービス

詳細はこちら

icon-approval

シングルユースシステム用

  • 耐薬品性試験
  • バック完全性試験
  • 輸送試験
  • 薬局方試験
  • 特定プロセスアプリケーションのバリデーション試験 (チューブ溶着、バイオシール、凍結|融解)
  • 抽出物および溶出物のバリデーションサービス
  • RNase試験

詳細はこちら

フィルターに関する微生物学的試験および物理化学的試験

バクテリアチャレンジ試験および生存性確認試験

細菌チャレンジ試験は、世界中のすべての規制当局によって要求される必須試験です。事前に実施される生存性試験では、試験液が試験微生物(標準菌株:Brevundimonas diminuta)の生存性に影響を及ぼすかどうかを評価します。その結果に基づき、ザルトリウスの専門家がお客様の製品に最適なアプローチを選定します。

バクテリアチャレンジ試験はお客様のプロセス条件下で実施され、有効ろ過面積 1 cm² あたり 最低 10^7 個の細菌を保持できる性能を確認するために行われます。

耐薬品性試験

Confidence® では、最悪ケースのプロセスパラメーターを用いて、お客様の製剤処方に対する使用フィルター材の耐薬品性試験を実施します。

ザルトリウスの豊富な専門知識を活用し、潜在的な有害影響を特定するとともに、必要に応じて改善点についてご提案します。

製品特異的完全性試験

Confidence® では、必要に応じてお客様の製品を湿潤液として使用し、完全性試験を実施することが可能です。

製品特異的完全性試験の判定基準(規格値)は、FDA や EMA などの規制当局が推奨する測定手法に基づいて設定されます。
 

粒子放出試験

製品溶液中で使用されるフィルターから放出される可能性のある異物を定量します。

吸着試験

製品成分がフィルターメンブレンに吸着すると、製品の有効性に影響を及ぼす可能性があります。

そのため、後続の詳細解析に使用するためのサンプル採取を実施します。

バリデーションサービス専門家へのお問い合わせ

Confidence®は、ろ過滅菌フィルタープレフィルターをはじめとする各種フィルターに対し、包括的なバリデーションサービスを提供します。

これらのサービスは、お客様のプロセスにおけるザルトリウス製フィルターの活用を最適にサポートするために設計されています。プロセス工程や医療製品の種類を問わず、あらゆる用途に対応します。

専門家に相談する

シングルユースシステムの物理 | 微生物学的バリデーション範囲

バック完全性試験

製品が適格な推奨条件(温度範囲、材質など)を逸脱して使用される場合、保存溶液の無菌性を確保するために、完全性試験の実施が必要となります。

完全性を確認するために、ザルトリウスでは、ザルトリウス製および他社製を含む各種シングルユースシステム向けに、物理的試験および微生物学的試験をご提供しています。

耐薬品性試験

ザルトリウスのバリデーションガイドで対象外となる溶液を使用する場合、または推奨条件(温度、曝露時間など)を超えるプロセスパラメーターで運用する場合には、耐薬品性試験が必要となります。

保管後のお客様の溶液とザルトリウス製シングルユースシステムとの化学的適合性について、プロセスの安全性を確保するために、ザルトリウスの専門家が機械的試験を実施し、その適合性評価を行います。
 

輸送試験

ザルトリウスでは、中間製品の輸送に使用されるバッグおよびシングルユースシステムの完全性を検証するため、ASTMおよびISTA規格に準拠した輸送試験を実施しています。

規制要件に基づき、当社のシングルユースシステム(SUS)は、実際の輸送または輸送シミュレーションに曝した後、機械的耐性試験を行っています。

薬局方試験

使用される原材料の品質を評価するため、あらゆるコンポーネントに対して化学試験および生体適合性試験を実施しています。

化学試験については、米国薬局方(USP)<661>「容器用プラスチック」および欧州薬局方 第3.1章「容器の製造に使用される材料」に示された規制ガイドラインに準拠しています。

生体適合性試験については、USP<87>「生物学的反応性試験(in vitro)」およびUSP<88>「生物学的反応性試験(in vivo)」を基準としています。
 

RNase試験

RNase試験では、蛍光定量アッセイを用いた適格な試験法により、バッグサンプル中のRNase活性を測定します。

バリデーションサービス専門家へのお問い合わせ

ザルトリウスのバリデーションサービスは、Celsius®|Flexsafe®バッグから OPTA®コネクター に至るまで、シングルユースシステムの全ポートフォリオを網羅しています。

また、Confidence®は、凍結|融解、 保管、輸送撹拌 など、あらゆるアプリケーションにおいて、すべてのシングルユースシステムを補完します。

専門家に相談する

プロセスバリデーションの3つの基本原則

プロセスバリデーションの分野で最も影響力のある人物の1人であるケネス・チャップマン氏は、1980年代後半にこれら3つの原則を定義し、プロセスバリデーションとは単に「体系化され、文書化された常識」であると述べています。¹これらの原則は、規制要件と最先端技術を統合した PDA 技術レポートの基盤にもなっています。

ザルトリウスでは、すべてのバリデーションにおいて、これらの原則に基づき最高レベルの専門性・品質・配慮をもって対応しています。

  1. 体系化され、文書化された常識
    バリデーションに対する理論的アプローチを体系的に行う
  2. 科学的かつリスクベースの規制に基づいた計画
    計画には、バリデーション実験、解析、ならびにバリデーションデータの文書化を含める
  3. 計画に従った行動
    プロセスバリデーションは、必要な教育と経験を有する担当者によって実施されなければならない

1出典: Sucker, H., ed. Praxis der Validierung. Stuttgart: Wissenschaftliche Verlagsgesellschaft GmbH (1983)

 

ザルトリウスの専門家に相談する

ザルトリウスの専門家に相談する